―ウェブ拍手御礼駄文その7―

  ―スレイヤーズ編―


 …いつだったか…あいつが言った…

 
―恐怖心―
  
 「リナさんにはコワイモノなんか無いんでしょうね」
 「ハア?あんた一体なに言ってんの?」
 コワイモノが無い?
 …そんなコトは無い…
 …あたしだって人間だ…
 …まったくこいつは突然何を言い出すのか…
 「だってそうでしょう?僕はリナさんが怖がっているところなんか見たことがないですよ」
 「…あんたの気の所為でしょ…クダンナイ事言ってんじゃないわよ!」
 あんたの前で『コワガル』?
 ふざけんじゃないわよ!
 あたしがあんたに弱味を見せるなんてあるわけないじゃない!

 …あんたはもしかして、あたしが気付いてるって、知らないのかも知れないけれど…
 …でもあたしは知ってるのよ!
 …あんたが人間じゃない…
 …魔族だってコトを!