―前書き―

   ―このお話は異世界パラレルです。
   世界観は現代日本風ですが、日本ではありません(と言うか異世界です)
   舞台はとある財団が運営する財団法人の学園都市です。

   財団の名は木ノ葉財団、学園の名は財団法人木ノ葉学園、都市は木ノ葉市。

   ―ここまで書けばもう皆様お分かりかと思いますが、このお話はNARUTOのパロディです。

 
 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …  



 …なあ聞いたか?あの話し…

 …ボソボソと、その会話はまるで他人を気にする様に行われていた… 


 
―序― 
  …ウワサ…



 …なんだ?話しって?…

 …なんだ?って、おまえ知らないのか?もうすぐ『あの方』と『あいつ』がこの街に帰って来るって話しだよ!…

 …なんだって!それは本当かい!?…

 …!うわっ!!おまえも知らなかったのか?…

 …あんたらは知ってたのかい!?…

 ……ああ…私は昨日妻から聞いていたからな……

 ……奥方様経由なのね…でもずるいね!…

 ……オレは知らなかったよ…で?おまえは何時知ったんだ?…

 …ああオレは一昨日だったかな?『彼』から手紙が来てね…

 …!なっ!あんたっ!『あの子』から手紙貰ったの!?…

 …ほう…『彼』から直接か……

 …パリッ……チョットズルイヨネ……

 …抜け駆けか?…

 ……俺でさえ今日知ったところだと言うのにな……

 ……やれやれ…めんどくせぇやつらだな…だがやっぱ…ちょっと聞き捨てならねぇよなー…

 …ワー!!ちょっとまて!落ち着けおまえら!抜け駆けなんかじゃないよ!…ただ…『彼』から…近々帰ることになりそうだから品物を注文したいって!……

 ……成る程…確かに前から常連だった…でも……

 ……やっぱり!!ズルイッッ!!!……


 ……ああ…こんなことになるのなら…この話をしなきゃ良かった……

 

                                  ―続く―

 ―後書き―

 皆様どうもRINですm(_ _)m
 連載の続きが溜まっているにも関わらず懲りずに新シリーズを開始しちゃいました。
 済みませんm(_ _)m

 …でも結構前から書きかけだったので早くUPしたかったんですよね…

 …今回この序章は全然情景描写や心情描写がありません…
 …ほぼ総て会話のみで成り立っています。

 …さて本日は12月24日と言う事で…クリスマス企画バージョン突発リク権プレゼント企画としてクイズをご用意させて頂いております。
 『螺旋の館』2004年クリスマス企画・ナルト編。
 クイズ:このシリーズ序章である本文中に出てくる噂の『彼』とは一体『誰』のことでしょう?
 正解者には先着1名様に限り、突発リク権・リクLv1と参加賞『?』をプレゼントさせて頂きます。
 応募方法はメールフォームでタイトルにクリスマス企画突発リク権ナルト編希望と書いて要件の所に最低限の『書くべきコト』を書いてクイズの答えを書いて下さい。
 応募締め切りは年内いっぱいとさせて頂きます。
 また外れた方にも、応募者の方には参加賞『?』を贈らせて頂こうと思います。

 …ちなみに『?』については後日発表させて頂こうと思っております。 
 
 …あっ!それとちゃんと『書くべきコト』は書いて下さいよ?
 『書くべきコト』って何?って思っている方、おられましたらただ一言…
 礼儀さえ守って下さったら大丈夫です。

 ―それでは皆様方のご応募をお待ち致しておりますm(_ _)m

                        ―それではまたの機会に―RIN―