奇蹟のパテェシィエ6―前書き―

 皆様お久し振りです、前回より随分と間があいてしまいました、申し訳ありませんRINです<(_ _)>
 ホントは『虚無の欠片』の外伝を先に書いていたんですけど…途中で詰まってしまって…マダ書き上がってません…
 …予定ではあちらを先にUPする筈だったんですけど…
 …もしもお待ち下さっていた方おられましたら申し訳ありません<(_ _)>
 …もう暫くお待ち下さい<(_ _)>

 
 ―それでは本編をお読み下さい―RIN―


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―ゼフィール奇譚―


 「…成る程それで女王の怒りを買い…ここに来るまで教えて貰えなかったのだな…」
 図星を突かれたバレヌゥスに、取り敢えずの上司(神官長)でもあり伯父でもあるフル=セレフォスは、にやにやとイヤな笑みを浮かべて追い打ちをかける様にそう言った。    

 
奇蹟のパテェシィエ―6―


 「…確かに…それはその通りですけど…でも…そろそろ教えてくれてもいいんじゃないですか?セレフォス神官長…これ以上長引けば逆に貴方が『女王』の不興を買う事になると思いますよ…」
 小さく嘆息を吐きバレヌゥスは話の先を促した…
 …そしてそのバレヌゥスの言葉に、フルもまた嘆息を吐きつつ…
 「…確かにその通りですね…解りました…本題に入りましょう…」
 …残念そうにそう言うと…次いで真剣な面持ちとなり…
 「…『赤き秩序と月の女王』から伺いました…我らが『永遠の女王』の勅命により…『赤の竜神の騎士(スーフィード・ナイト)』テミス=ルーン殿が長期間旅に出る事になったそうです」
 「…まさか…」
 …重々しく…勿体をぶった言い回しで告げられた、フル=セレフォスのその言葉に…その内容の重要さに…着替えておいて良かった…等と立て続けに出てくる『女王』の称号に…そう思いながら途中まで聞いていた…その思いも吹き飛び…『赤の竜神の騎士』が勅命を受け旅に出ると聞き…恐らくは次に告げられるであろう…己に対する『女王』の要件に思い至り…目を見開いて驚き途方に暮れながら…知らずそう呟いていた…

                             ―続く―

 ―あとがき―
 お久し振りです皆様、遅くなって申し訳ありません、RINです<(_ _)>
 …えー…その他諸々様々な事情の為…暫くネット落ち状態になっておりました…
 …少し前に回復致しましたので…途中書きかけで停まっておりましたこの第6話をようやく書き上げる事が出来ました…
 再開早々いきなりオリジナル設定が出てきましたが、解説その他についてはネタバレになるのでご容赦下さい<(_ _)>

                        ―それではまたの機会に―RIN―