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 ―虚無の欠片・外伝・前書き―


 こんばんは、RINです。
 お待たせ致しました、お久し振りの『虚無の欠片』です。
 今回は外伝3になります。
 …2が終わった訳じゃ無いんですけど…一寸本編との関係上ストップさせて頂いて、こちらを先に書かせて頂きました。

 取り敢えず、今後の投稿予定としましては…
 …今後は『奇蹟の〜』を書いてから、次ぎに『ドキ!バレ!』を書いて、『虚無の欠片』本編の方は投稿小説2の方ですので、『奇蹟』や『ドキ!バレ!』と同時進行か、その次ぎ位になると思います。
 長らく連載を休止し申し訳ありませんでした<(_ _)>

                        ―それではまたの機会に―RIN―

  ―それではどうぞ本文をお読み下さいm(_ _)m


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虚無の欠片 ―外伝3―


 …暗い夜道を駆けて行く…

 …最近イヤに気になる様になった…
 …夜中にリナがいないという事が…
 …以前(むかし)はそうでもなかったのに…
 …何時の頃からか…妙に気になる様になった…
 …あいつが夜中に抜け出すなんて昔から…
 …ただ盗賊いじめに行ってるだけなのに…
 …知っているのに…盗賊いじめがあいつの趣味だってコトは…
 …それなのに…
 
 …イヤに気になるんだ…
 …あいつが夜中にいないのが…


 
―暗い道程(みち)―


 夜中に何だか凄い音がして目が覚めた!
 ……リナの部屋に行ってみるとリナがいなかった……
 ……暫く考え……
 …大きく溜め息を一つ吐き…
 …またリナがいつもの悪い癖を出したな…
 …等と思いながら…
 …身支度を整えて宿を出て、リナがいるだろうと思われる爆音の発生源へとオレは急いだ!

 暗い夜道を…不安を押さえ…ひた走る…
 
 …一体何でこんなに気になるのか?
 …少し前まではそうでもなかったと思う…
 …たぶん……
 …でも…いまはとにかくあいつの顔を見たかった…
 …早くあいつの気配を感じたかった…
 …だからひたすら走った…必死で…

 …宿を出てから…どれ程走っただろう?
 …夢中で走っていたからと…
 …それとあいつの気配を探すのに気を取られすぎた為だろう…
 …すぐには気付かなかった…

 …夜道の中をオレと同じく走っているヤツがいることに…

 …そしてその気配が…オレの良く知った相手のモノであることに…

 …オレは気付けない程に…暗闇の中にいた…

                                  ―終わり―
 
  


 
 
 

       

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