「…『アレン』が…『14番目』…?…」
 我輩が告げた『言葉』に…
 「…『14番目』が…『生きて』…?…」
 ロードが目を見開き…揺れる瞳でそう繰り返す…

 「……少年がって…マジかよ…」
 「ヒッ!」
 『弟子が『14番目』?』
 「……アレン…ウォーカーが…」

 ―ロードが戸惑いに揺れる中…『アレン・ウォーカー』を知るティキ・ジャスデビ・ルルの四人が目を見開いて口々に困惑を露わにし…

 「…驚いたね…」
 「…『14番目』が…」
 「…それより『アレン・ウォーカー』ってエクソシストじゃ…」
 他のメンバーもそれぞれ口々に驚きを口にする。

 ―パンパンッ…!…
 そんな『彼ら』に我輩は手を叩き…
 「…ハイハイ皆さンv驚くのはよぉーく解りまスvですがどうか静粛ニv『話し』はまだこれからなんですカラv」
 『彼ら』の注意を集めてから、そう言った。

                                       ―続く―