…『勝手に『発動』』し『勝手に動くイノセンス』…そして…『母胎(アルマ・カルマ)』の『AKUMA化』に伴い『暴走するサードエクソシスト』に衝撃・混乱・戸惑い・焦燥…綯い交ぜになる様々な感情が『14番目(アレン・ウォーカー)』から感じられる。

 …『どうすればいい…!?…』…『どうすればいい…!?…』…そんな『困惑』混じりの『心の声』が聴こえてくる。

 …ですが…まだでス…v…まだまだデス…v…

 …『14番目(アレン・ウォーカー)』の『苦しみ』がまだ足りない…『負』の『感情』が…

 …モット…モット…追い詰める必要がある。

 …尤も…後少しでしょうがネェ…v…
 そう考えて苦しげに表情を歪める『14番目(アレン・ウォーカー)』を見遣り暫し待つ。

 ―そして…
 ―(トクサを破壊なんてできない…)―
 聴こえてきた『悲痛』な『声』に我輩はニィと口角を歪め…
 …期は熟しましタ…v…
 そう考えて…
 ―(でも一体 どうしたら助けられる…!?)―
 次いで聴こえてきた『声』に対し…

 ―《来なさイ 「14番目(アレン・ウォーカー)」v》―
 ―《お前が 我々と共に 来るというノナラ》 《この見世物(ショー)をやめてあげマショウv》― 
 そう『送信』を送った。

                                       ―続く?―