―問い掛け―

 「あれで良かったの?」
 黒いローブを纏った長い黒髪に、黒い仮面を着けた女が不意に伏羲の前に現れた…
 「おぬしは…久しぶりだのう…」
 伏羲にはその女に心当たりがあった。
 「そうね…」
 「で…何の事だ?」
 「女カの事よ…」
 「単刀直入だのう…」
 「伏羲…女カは貴方の…」
 「構わぬのだよ…あれで…」
 伏羲は微かに首を横に振りそう答えた。
 「それで…貴方これからどうするの?」
 「そうだのうーおぬしにでも倣おうかのうー」
 「なら…また何処かでね…それじゃあv」
 そう言うと女はスーッと空間に融けて消えた…
 「うむ…それではまたのう…螺旋…」
 伏羲もまたそう言い残して姿を消した…

 ―あとがき―
 えーオリキャラを出してしまいました、謎の人、螺旋登場です。
 さてこれは封神終了後すぐです。螺旋は随分昔から書いている話し(オリジナル)のオリキャラでそちらで伏羲(ふくぎ)とも知り合いという事になってます。それでは―