「ねぇ…風見君はあと一週間でバイト終わりだよね…」
長期バイトの少女が、その日のバイトが終わって帰ろうとしている彼を呼び止めてそう言った。
「有り難う、それじゃあまた明日」
そう言って帰っていく少年の背に少女は手を振って別れを告げると、少女はくるりと踵を返し、少年とは反対の方向へと帰って行った…
―アルバイトをしよう!!―(ホワイトデー編3)
「なあ…太公望…オメー本当にいつまで続けるつもりだ?」
ウィスキーを注ぎながら王天君が言う。
「いつまででも良いであろうが…お陰でこうして美味い酒と美味い物を食えるのだからのぅ〜」
桃のゼリーを食べながら太公望は焼酎の缶に手を伸ばしながら答える。
「なあ…あんた…本当にそれでいいのか?」
「良いも悪いも無かろう…あやつ等の運命…歪めてしもうたのはわしらの責なのだからのぅ…」
グラスを一気に空けてそう問う王天君に、太公望もまた缶を空けながらそう答えた…
―続く―
―あとがき―
う〜ん…何だか今回短いです…
済みません<(_ _)>