辛い…

どうして『俺』は力を持ってしまったのだろうか…

そもそもこの力は何なんだ?

何のために、『俺』はこんな力を持ってしまったんだ?

神の気紛れか、

それとも理由が有るのか。

『俺』に知る術は無いけれど…

知りたいと望み続ける。

でも、その裏で思い続ける。

こんな力、要らない…

力が無くならないというのなら…

『俺』に感情なんていらない。

そして…

『俺』に記憶なんて無くていい。

覚えていたくないから。

覚えていたら…

さらに辛くなってしまうから…