―巡り会い―(正月・日記バージョンその7)
注・この話は封神演技の間・長編小説の棚にある現代物小説・巡り会いシリーズのお正月・会話形式の駄文です。
―始祖と怠け仙人その3
(…この新年パーティで…あなたは何かを企んでいる…そしてそれには邑姜も関わっている…)
(…言っておくけど…邑姜を巻き込んで…あの子を不幸にする様な事があったら…たとえあなたでも許さないよ…)
(…企むなどと…何のことかのう…)
(…わたしが許さないなんて言ったところでやっぱりあなたには痛くも痒くも無いんだよね…)
(…老子…わしとて…邑姜の幸福を望んでおるよ…)
(…太公望なら…そうなんだろうけどね…でも…あなたは…)
(…あなたはどうなの?伏羲…)
(…老君…我とて…想いは同じだよ…元々我らは同じなのだから…)
(…ではわしはそろそろ行くよ…おぬしも邑姜の所に行ってやると良い…)
(………)
(……それでも…あなたは…目的の為なら手段を選びはしないでしょう…伏羲…)
(…現在のあなたは…まるで…あの時の…封神計画の時のあなたの様だよ…)
(…そして…だから…わたしは不安なんだ…あの子に同じ想いをさせてしまうのではないかと…)
―続く―