…長かった…

 …待っていたわ…
 …ずっと…
 …この時が来るのを…

 …初めて貴女に会ったあの時から…


 …刻は来たれり… 


 
至宝―4― 


 ―
ゾクリとした何かを感じた…

 …彼女から…およそ彼女が通常己に対して向ける事の無いであろう、不可思議なそれが感じ取られたその刹那…
 …肌が浮き立つ様な…人間ならばそう言うであろう様な…それに酷似した奇妙な感覚に襲われ…
 …次いで…
 ―
ズクリッ!
 …音で表すならそんな感じの…
 …何かに己を刺し貫かれた様な感覚に見舞われ…
 …一瞬眩暈の様なモノに襲われ…

 …彼女を前に浮かれていた気分が…

 …一転した…

                                  ―続く―
 
 ―あとがき―
 お久し振りです、RINですm(_ _)m
 るりさん、遅くなって申し訳ありません<(_ _)>
 …前回あとがきで次回(今回)は少し早めに、と書いたにも拘わらず、ネット落ち等の諸事情が重なり遅くなってしまいました。(言い訳をするんじゃない!!―ドガン!―という効果音―byL様)
 (……ヴ……スミマセン…)
 …それでは改めて…申し訳ありませんでした<(_ _)>

                        ―それではまたの機会に―RIN―