「ゼロス!見合いをしなさい!」
 …ある日突然獣王様がそう言った…


 
スレイヤーズのお見合い ―ゼロス編・その1―


 「…あ…あの〜獣王様、見合いと言うと…あの人間達がよくやる、結婚相手を決める為に誰か適当な相手と会うっていう、あれですか?」
 ゼロスが意味が分からないっと言った様子で聞く。
 「そう…それだ!」
 獣王はただそれだけ言って頷く、何か少し困った様な、しかしどこか楽しげな様子で…
 「あの獣王様?それは何かの任務に関わる事なのでしょうか?例えばそのお相手の女性が写本を持っているとか?」
 獣王の様子から、最もあり得そうな可能性の理由を聞いてみる。
 …どこかの大国の王族か領主等の一般人やただの旅の神官が、そう簡単には知り合いにはなれない相手が持っているのだろうかと思って…
 以前のディルス王国の時にも、それなりの事前の準備が必要だった…
 最もそれに見合うだけの、いやそれ以上の内容ではあったのだが…
 …あれを見た時には正直…背筋が凍りましたね…
 …そう言えば…どうしてリナさんはあれの内容を知っていたのでしょう?
 リナさんのご様子からも、他にそれらしい内容の写本があると言うわけではなさそうでしたし…今度機会があったら聞いてみましょう。
 「いや…そういうわけではない…ただ…詳しい事は解らぬが…魔王様からの命令だ…」
 その獣王の答えはゼロスの予想を大きく裏切るものだった…

                        ―続く―
 ―あとがき―
 えーようやくその他の間に置く小説のシリーズが一つ…一応取り敢えずと言った所です…
 えー色々書いてる内にすっかりシリアスメインとなってしまってましたが、今回はコメディに挑戦してみようと思います…
 大量に連載ストップしているのに何をやっているのかと怒られてしまいそうですが、一応メインはパロディ小説!封神オンリーでは無いという事を管理人が忘れてしまう前にと立ち上げた企画の事もありましたし…
(オイ!ホントに何やってる!)
 …そう言うわけで書きました(…既に幾つか書きかけのネタがありますし…他サイトに投稿したものもありますし…)
 ですからそう言うわけで、スレイヤーズ部屋は年内…遅くても年明けには完全に独立設置する予定です…
 それでは封神小説の続きを楽しみにしていて下さった皆様、申し訳ありませんでした<(_ _)>
 これからは本格的に色んなパロディに挑戦していきたいと思います(名ばかりにしたくないので…)
 そして勿論封神も書いていきたいと思います。
 決して封神への愛が尽きたというわけではございません!これからもドンドン書いていきたいと思います。
 サイトのメイン変更でもありません、ただ本来の予定では昨年中にやる筈だったことにようやくいま着手し始めただけです…(予定がここまで遅れたのにはそれこそ諸々の理由があります…)
 リク小説をお待ち下さっている方々、申し訳ありません<(_ _)>
 リクに関しては出来るだけ書く様にはしていました、それにも関わらず未だにUPが出来ないのは、既に皆様ご承知の事と思いますがマイ・パソが壊れてしまった為です…
 修理に出していたパソは一応直り、戻ってきましたが、未だ復旧作業が出来ておらず、ネットにつなげるだけなら一応可能でしょうが、HP更新用のソフトはまだ入っていません…
(正直連載小説やリク小説の更新が非常に困難になっております…)
 そう言うわけで皆様には多大なるご迷惑をお掛けしておりますが、いま暫くお待ち下さい<(_ _)> 
                        ―それでは―RIN―