振り返ると其処には『いつも通り』の師匠…
 だから…「…あれ?」と思った…
 …さっき感じた違和感はなんだったんだ…?…
 そう思いながら…
 「…じゃあなんなんですか?この書類急がないと『イレギュラーズ』のみんなに迷惑が掛かるんですよっ!」
 師匠に問い掛けると…
 「…その『イレギュラーズ』の任務だアレン」
 そう言って師匠が僕に手紙を放り投げた。


 
―『アレン・ウォーカー』の『旅立ち』―
                      ―2―
  


 「…イレギュラーズの任務?僕にですか?」
 「ああ、エクソシストでないとまずそうなんでな…本部にいる奴に回すよりお前の方が手っ取り早いだろう」
 僕の問いに、師匠が頷いてそう言う。
 その師匠の言葉にどんな任務だろうと手紙を読むと…
 ―!…
 「師匠っ!これっ…!…」
 僕はその手紙の内容に僅かに目を瞠り驚きの声を上げた…

                                  ―続く― 

 ―あとがき―
 お待たせ致しました申し訳ありません、RINです。
 そしてもう一度お詫びを、長らくお待たせした、久方ぶりの『仮面〜』シリーズだと言うのに…今回短いです…
 …なんでこんなことになったのか書いたRIN自身にも解らないのですが…
 …たぶん…長かったスランプに原因の一部があるんじゃないかと…そんな風に思っています…
 …今回が短いので、次回はできるだけ早く書き上げたいと思っております…

                        ―それではまたの機会に―RIN―