「…ロード様…宜しいんですか?」
 …アクマが恐る恐る聞いてくる…
 …アレンの事だろう…
 「…いいよ…いまは…他のエクソシストがいるもの…」
 …そう…アレンと二人になれないと意味がない…


 
ロードの不満―3― 


 …機会は意外と早く巡ってきた…

 …そうアレンと接触する機会…

 …町中だから二人っきりってわけじゃ無いのが惜しいけど…

 …まずは…様子見程度でも…

 …だって早くアレンと話したい…
 …そこにアレンがいるんだから…そう思うのが当然…

 …ちょっとだけ…ちょっとだけ…

 …気持ちが逸って…絶好の機会に…どうしても…我慢出来なかった…

                                            ―続く―