『崑崙国2』 ―0―
崑崙国・玉虚宮の最奥には、まるで隠されているかのように四方を桃園で囲まれた小さな四阿がある…
その桃園の東側奥、桃園から少し外れた処にある一本の仙桃の木の下、一人の少年が瞳を閉じ、結跏趺坐していた、側には一冊の本が置かれていた…
暫しして少年が閉じていた瞳を開く…
立ち上がり空を見上げると其処には既に月が出ていた…
それを見て少年は溜息を吐くと、その場に横になり、そのままそこで眠りに就いた…
―続く―
―あとがき―
あーようやく久し振りに日記連載を再開できそうです(^_^)
あーよかった…と…長い間済みませんでした<(_ _)>