…君に初めて会ったあの日から…
 …僕は君に惹かれてやまない…


 ―碧の行く末― 〜4〜  

 「普賢…こやつは姜子牙という…年も近いことだし…おぬし色々面倒をみてやってくれ…」
 君に初めて会った時…原始天尊様にそう言われて僕は正直戸惑った…
 嬉しくなかったのかって?違うよ…嬉しかったから…
 君みたいな人には初めて会ったから…
 だから…嬉しかったけれど…戸惑ったんだ…
 
 どうしてかって?
 だって君は僕なんてみていなかったから…
 だけど同時に君の眼差しはとても優しかったから…
 とても不思議な君の瞳…
 
 …僕は君に惹かれてやまない…

                                    ―終わり―