[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
―リハビリ用突発抜粋駄文(Dグレ)―
【方舟編・奏者ノ資格予想ネタその1】
(『お蔵入りネタ』)
………………………………………………………………
―フワリと波打つ黒い髪…薄く開かれた眼から覗く瞳は黄金(きん)…
…そして額には十字の聖痕。
「…ノ…ア…!…」
―先程まで幼い頃の『自分』に似た顔だと…そう思っていた相手の顔…
「…ま…ちょ…うそ…だろ…!?…」
―『その顔』が…髪の色と髪質の変化に伴い…
「…ティ…キ…ミッ…ク…!?…」
―もう一人別の『人物』…
…そうノアの一人である『ティキ・ミック』に似ている事に気付きアレンは動揺する。
「…なん…で…?…どう…して…?…」
―かって…『自身(アレン)』の心臓に穴を開け、『左腕(イノセンス)』を壊したノアと…
「…お…ま…えっ…」
―『目の前』にいる…つい先程まで…かっての…『養父(マナ)』と出会う前の『自分』によく似ていると…そう感じていた『相手』…
「…おま…えっ…何者っ…だ…!?…」
―その『両者』の顔の相似に…
「…どう…してっ…僕にっ…!…」
動揺しアレンが問いつめようとした時…
『…『アレン』…ヨウヤクアエタ…』
そう妖艶な微笑みを浮かべ…
『…『オレ』ノ『アレン』…』
『彼』は親しげに優しい眼差しでアレンを見つめる。
「…なっ!…なにっ…言って…!?…」
敵である筈のノアと思しき『相手』の…その言動にアレンは戸惑い…
『…『アレン』…『オマエノ仲間』…助ケタイカ…?…』
―そのアレンの戸惑いを無視し『彼』はそう微笑いながらアレンに問うた…
―続く―
―――――――――――――――――――――――――
※初出:2010年1月16日『螺旋の館・別館(ブログ館)』
(ブログ突発駄文再録)