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 ―原始天尊の元を辞した楊ゼンは、考天犬に乗り玉虚宮を後にした…
 …その後…そのまま朝歌に向かうべく空を飛んで暫く経った頃だった…
 …不意に…再び申公豹が楊ゼンの前に現れた… 


 
斉の国と羌太公―8―


 …申公豹が楊ゼンの前に現れる少し前…
 …朝歌では…
 …ある店の奥で…呂望と名乗る『彼』は一人指を折っていた…
 「…どうやら皆は無事に安全な所まで逃れる事が出来た様だの…」
 先日朝歌より脱出させた仲間安否を占い、その結果に満足し嬉しげに微笑む…
 「…では…次は…奴らの事でも占ってみるかのう…」
 そう言ってにやりと笑み、再び指を折る…

 …事は計画通りに進んでいる…なれば…そろそろ動きがある筈…

 …中空に浮かぶ幾つものパネルを通し…異空の果てより見つめる彼の存在は薄く笑みを浮かべていた…

                                  ―続く―
 ―あとがき―
 皆様申し訳ありません、RINです<(_ _)>
 お久し振りです、随分遅くなってしまいました<(_ _)>
 ようやく『変革の風』第16話を書き上げる事が出来ました。
 …ああ…何故大筋のプロットは出来上がってるのに…一度書くのが停まってしまうと…いつまで経っても書き上げる事が出来なくなるのでしょう…
 …書ける時はいくらでも書けるのに…やっぱり勢いなんでしょうか?
 …それにしても…皆様をお待たせしたにも関わらず…やっぱり短いです…スミマセン…<(_ _)>
 …それにしても…最近封神は殆どリクか企画小説の更新ばかりになってる様な気がします…

                        ―それではまたの機会に―RIN―