―前書き―
RIN:皆様お久し振りです、RINです、
随分ご無沙汰致しておりましたが、
ようやく『虚無の欠片』第五話が書き上がりましたm(_ _)m
L様:ホントッ!長かったわよね〜♪
RIN:はい、もうほんとに…って…
えっ!?ええ!?L様!?何故にここに!?
L様:そんなの決まってるじゃないv
あんたが今回は前書きも書くって聞いて、
急いで出演(でに)来てあげたのよ♪
RIN:そ…そうなんですか…それは光栄ですv
と…とてもうれひいですぅv(ぶるぶる)
L様:あらvあんた何で振るえてんの?
RIN:そ…それは勿論感激のあまり…ってやつです!はい!
L様:そうvそれなら良いけれどv
RIN:ほう(僅かに胸を撫で下ろす…)
L様:それでどうしてこんなに遅れたの?
それに前に書くって言ってたあたしの話しは?
RIN:あう…それは…あの実は…色々忙しくて…
それで無理して寝込んでました…(T_T)
L様:で?あたしの話は?
RIN:そちらは現在鋭意制作中デスゥ〜(T_T)
L様:フ〜ンそう…
RIN:あ…あのぅL様…そろそろ本編に移りたいんですけど…
L様:そうねまあ良いわ♪
RIN:それでは皆様遅くなりましたが…
『虚無の欠片』第五話どうぞお楽しみ下さいm(_ _)m
L様:それじゃあもう良いわよね♪
RIN:え゛あ゛の〜L様?良いって何の事でしょうか?
L様:あら(にこり)勿論おしおきよv
(何処からともなく取り出したピッケルをRINに向かって振り下ろすL様)
それじゃあ恒例のおしおきも済んだしv
みんな!いつかこいつ(RIN)が素直になって!
あたしのお話書くその時を楽しみにしててね〜♪
―幕―
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―エルメキア・ランスですか…ドラグ・スレイブでもラグナ・ブレードでもなく…
…派手好きなリナさんらしくないですね…
…と言う事は…やはりリナさんは…
虚無の欠片 ―5―
あたしがエルメキア・ランスの呪文詠唱を止めたのを見て、ゼロスは話しを再開した…
「確かに僕はあの一件の後、暫くリナさん達の様子を覗かせて頂いてました。それでまあ判った事なんですが…どうやらリナさんの魔力が少しずつ上がっている様でしたので…暫くリナさんの側についていて様子を窺うようにと言われていたんです、ですから…取り敢えず他意はありません」
「つまりあたしの監視ってわけね(今度こそ…)」
「まあ…少し違いますが…大体そんな所です」
「で…あんた、それならどうしてこれまで出て来なかったの?」
「いえ…まあ…リナさんとご一緒だととても楽しいんですが…一応命令もありましたし…」
ゼロスが頬を掻きながら明後日の方向を向いて言う。
「命令?やっぱりまだ何かあるの!?」
「いえ…そう言うわけでは…ただ…」
何か言いにくそうな様子のゼロス。
「ただ?」
「ただ…僕もまだ滅びたくありませんし」
笑ってあっさり言うゼロス…
って!ヲイ!それでいいのか!あんた魔族でしょうが!
いや…それより…
「ほ…滅びって…あんたもしかして…あたしにバレたら滅ぼすって上司に言われてんの!?」
こいつをんな簡単に滅ぼせるのって言えば現在は腹心ぐらいでしょうし…あっ!現在なら竜王もいるか!…あと可能性があるのは…ね…ねえちゃん…なんか姉ちゃんなら出来そうな気が…
あたしはそう考えた途端蒼白になった…
「あっ!いえ、まあ…滅びると言うのはいくら何でも言い過ぎでしょうが…あり得ない事では無いですし…やっぱりいくら僕でも魔力の上がったリナさんの呪文は痛いかもしれないなあ〜と思いまして」
蒼白のあたしに構わず、ゼロスがあっけらかんと言う。
まあ…確かに…ってそれじゃあ!
「ゼェロォスゥ〜あんたそれってどういう意味かなぁ〜」
「いえ…まあ…リナさん随分お怒りだったみたいでしたから…」
「んっふっふっふ!どうやらあんた随分と滅びたいみたいね!いいわ!リクエストに答えたげようじゃないの!」
そう言ってラグナ・ブレード(不完全版)の呪文詠唱を始める…
―天空の戒め解き放たれし 凍れる黒き虚無の刃よ
「えっ!いえそういうわけではないんですけど…」
さすがに慌てるゼロス!尤もこいつはどこまで本気だか怪しいモンだが…
我が力…
其処まで唱えたその時だった!
「待って下さい!!」
不意のその声にあたしは呪文を中断した、それはセレーネの声だった…
「なにか用?」
何故止めたの?やっぱり彼女は魔族?でもだとしたらどうしてあの事を?
あたしはやっぱり彼女が懐かしい…でもだからって油断するわけにはいかない!これが魔族の罠でないとは言い切れないんだから!
「あの…私は別に貴女がその方を吹き飛ばそうが消し炭にしようが切り刻もうが別にどうでもいいのですけれど…」
…結構危ない事を平気で言う人である…
って!それより!
「それどういう意味よ!」
「え?あの…別に普通の事を言っただけなんですけど?死なない程度なら問題無い筈ですし…」
その言葉に、あたしは彼女を魔族では無いと判断する、すくなくとも敵ではないと…
「それじゃあ何?」
「…あの…何時になったら私はお返事を頂けるのでしょうか?」
セレーネは…少し困った様にそう言った…
「………」
「………」
「………」
あたし達は暫し沈黙する…
…そう言えばすっかり忘れてた…あははは(乾いた笑ひ…)
「えっと…ごめんなさい…でも…そうね…そのことはちょっと待って欲しいのよ…理由は…解ると思うんだけど?」
「解りました、では話しはあとで…ですね…」
彼女はハッとした様子で、そして頷いた…
「あ…あの〜なんだかよく分からないんですけど…それはもしかして先程そちらの方が言っておられた『導師』とやらに関する話しですか?」
「ハッ!そうだったわ!なんなのリナ!その『どうし』って!さっきからゼロスとも何だかよく解らない話しをしてるし!一体何があったの!それにあなたも!その『どうし』っていうのが、もしリナに『弟子入り』するって意味だったら止めておいた方がいいわ!! 」
「こぉらアメリア!さっきからあんたやたら静かだと思ってたら!んな失礼な事考えてたんか!」
「えっ!あっ!だって…だって…リナ…ゼロスが来てから…なんだか辛そうだったから…」
アメリア…やたら静かだと思っていたら…どうやらゼロスが出てきてからのあまりの展開の早さについて来られず…話しに割って入る事もできなかったらしい…(考えてみたら何だかんだ言って結構重い話ししてたのよね…珍しく…アメリアなら付き合い長いし…気付くか…やっぱり…)
「…あー…気ィ使わせちゃったか…な…」
小さく溜め息を吐く…
「で!それはともかく!アメリアちゃぁ〜ん!さっきのってどう言う意味かなぁ〜?それにゼロスゥ〜!そう言えばあんたも確か似た様な事言ってたわよねぇ〜?出てきた時に?アメリアと二人して?」
『…それは…そのまんまです』
ジト目で睨むあたしに、アメリアとゼロスは顔を見合わせ、またも異口同音にそう言った。
―続く―
―あとがき―
RIN:前書きでも書きましたが改めて…
これを読んでいて下さっている皆様方、
遅くなってしまい申し訳ありませんでした<(_ _)>
L様:ねえ…これ何か予定と少し違うんじゃ無い?
RIN:ウウ゛…エ…L様…それは…あう…皆様申し訳ありませんでした…
それで次回は…いよいよリナが神託の存在を知ることになると思います…多分…(弱気)
L様:なぁにまたいい加減な事言ってんのよ!(言いつつ金属バットを取り出されるL様)
RIN:…L様…あの金属バットは…
ちょっと痛いですし前書きでのピッケルのダメージもまだ回復してませんし…
あの…今回おしおきおおめにみていただけませんか…
L様:ダァメv(ニィッコリ)
グサ!ボギ!カッキン!!(そしてRINは星になった…)
これに懲りたら早くあたしの活躍する話を書くのよ〜♪
(星となったRINに向かって手を振りながら言うL様…)
―それでは皆様この辺で(言ってペコリと会釈するL様…下がってくる幕…) ―幕―
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