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 …リナ…どうしたのかしら…いつものリナならここで黙りこくったりしないのに…
 …やっぱりあの後何かあったの?
 サイラーグで別れたあれから… 
 

 
虚無の欠片 ―6―


 ―アメリアとゼロスに、そろって真顔で言われたその言葉に普段のあたしなら暴れ出す所…なんだけど…
 ゼロスはともかく…アメリアの表情に…その瞳に…一瞬混じった真摯さを垣間見て…あたしは不意に言葉を無くした…

 「…で!アメリア!さっきも聞いたけど!あんた一体どうしてここにいるのよ!もしかして何かあったんじゃないでしょうね?」
 …アメリアの様子からあたしは、ただアメリアがこれまでの事からではなく、恐らくこれから先の事であたしに関わる何か(恐らく事件…)があって…というより多分現在進行形で起こっていて…それに巻き込む事を気にしているんだろうと思って言った。
 …あたしのこの考えが正しいのなら、多分この再会は偶然なんかじゃなく、アメリアはあたしを捜して旅をしていたんだろうから…
 「…リナ…彼女は?」
 ちらりとアメリアはセレーネの方に視線を向けて言った…多分…他人の前では話しにくい事があるんだろう…
 「彼女とは…結構込み入った話になりそうだし…後にしようと思うんだけど…先にあんたの話しをっと思ったんだけど…そっちも結構厄介そうな感じだから…宿に戻ってガウリイと合流してから、ゆっくり話すとして…それよりあんたもしかしてあたしの事捜してたんじゃ無いんでしょうね?」
 「そうなんですか?アメリアさん」
 あたしの言葉にゼロスが少しだけ意外そうな様子を見せる…
 …ヲや…ゼロスがこんな反応するなんて…今回本当に魔族は動いてないのか?
 …まあ…魔族も現在(いま)は禄に動けないのかもしれないけど…
 …あれ…でもアメリアの用って一体?
 …やっぱりあたしの気のせい?
 そんな風に僅かに混乱するあたしには気が付かず、しかしアメリアは重々しく頷き…
 「わたし達…リナを捜してたんです…神託の事で…」
 そう言って肯定した…

                            ―続く―


 ―あとがき―
 RIN:こんばんはRINですm(_ _)m
     エー何とか今回は前回の予告を守る事が出来ました…
  L様:そうねーほんとになんとかやっとって感じよね〜
     ほんとにリナ知っただけだし…
 RIN:ギクゥ!!
     そんな!でも今回は予定通りに進んでますし…
  L様:取り敢えずだけだけれどね…
     それで次回の予定は?どうなってんの?
     一応立てているんでしょう?
 RIN:ハイィ〜(T_T)(ウウ〜何かコアいヨウ〜(T_T))
     えーと…次回はアメリアの旅の連れが出てきます!
     それと…ようやくガウリイ登場と言うことになると思います…
     全員が合流してから、神託の話しはその次、
     そしてオリキャラ・セレーネの話しは更にその次…位になると思います…
  L様:…で?それで終わり?(不吉な笑みを浮かべるL様…)
 RIN:…ハイ…マアーイチオウ…
     あの…L様…その棘つきハンマーは一体…(恐々…)
  L様:ンッンッンッ!それはもちろん決まってるじゃないの♪
 RIN:えーと…皆様本日もこのような駄文お読み頂きどうも有り難うございました!
     それではまた後日!!(それだけ言って!言うが早いか速攻逃げ出すRIN!!!)
  L様:あらv逃がさないわよv
     それではみんなまたねv
     待ちなさいRINv 
     (そう言って逃げ出したRINを追いかけて姿を消すL様…)
 
     ―そして拍子木の音と共にゆっくりと幕が引かれる…
                            ―幕―  
 

 
 

                      

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