…ふとした弾みに…どうしても考えてしまう…
…良くも悪くも…師叔の事を…
―未来に向けて・中編―
…最初は…吹っ切れたと思っていた…
封神計画が終わって…燃燈様や原始天尊様から王奕の…伏羲の事…
…封神計画の…隠されていた総ての真実を聞かされて…
…師叔がジョカと一緒に消えてしまったのだと思って…
…もう終わったのだと…
…彼はただ…目的を果たす為に策士として最も効率の良い策を立て実行しただけで…
…それさえも…或る意味…僕が信じた『太公望師叔』らしい策だったのだという事を思い知らされて…
そうして彼がもういないのだと思った時…吹っ切れた…そう思っていた…
…でも…師叔が生きていると…四不象と武吉君から聞いた時…
…思い知らされた…
…僕は本当は…
…少しも吹っ切れてなどいなかったのだと…
―続く―
―あとがき―
お久し振りです、RINです、封神リク小説『未来に向けて』中編なんとか年内に間に合いました…
CIPHER様、またも遅くなってしまいました、そして続いてしまいました…申し訳ありません<(_ _)>
後編は少し時間が掛かるかもしれません、申し訳ありませんがもう暫くお待ち下さい<(_ _)>
―それではまたの機会に―RIN―