「…レロ…そろそろあの子達が目を覚ます頃でス…様子を見に行って下さイ…v…」
 伯爵タマは…とても哀しそうな表情で…アレンたまを見つめながらそう言ったレロ…
 …レロは…レロも…アレンたまが心配だったレロけど…レロには何もできないレロ…
 …だから…
 「…ジャスデビとスキンくんとティキぽん…全員起きたら…この『部屋』に案内してきて下さイ…v…」
 …レロは…スキンやジャスデビそしてティッキーの眠る部屋へ向かったレロ…


 
―『ノア』の『望み』―
              ―2―
  


 「…うっ…うん…」
 「…あれ…?…」
 ベッドに眠るジャスデロとデビットが身動ぎし…そして目を覚ます…
 「…ジャスデロ…」
 「…デビット…」
 同じ1つのベッドの上で目を覚ました2人が…暫しボーっとした後…互いの名を呼び…
 「…ここは…っ!あっ甘党っ!なんでっ!」
 「…ヒッ!…確か…エクソシストにやられたんじゃ…」
 左隣のベッドで眠るスキンの姿にデビットが気付き…ジャスデロがそうかえし…
 「ヒッ!デビット!こっちにはティキもいるよっ!」
 右隣のベッドに眠るティキにジャスデロが気付き… 
 「なんだってっ!……どうなってんだ…」
 ジャスデロの言葉にデビットがそう言い…
 …そしてその騒ぎにか…
 「…う…うう…なんだ…」
 「…うっ…あー…うるせぇーな…」
 スキンとティキがそれぞれ目を覚ました…

                                            ―続く―