薬草と毒草…良く似たこの二つの特徴と相違点…昨日調べたそれをしっかりと確認しながら、楊ゼンはその薬草を師に言われた通りに摘み集めた…


 
幼き迷い子 ―3―


 楊ゼンは夜の暗闇の中…薬草と毒草の違いに十分に注意しながら、師に云われていた『一つにつき一枚づつ…全部で十枚集めて欲しい』と云う言葉通りに集めた。

 玉鼎は楊ゼンの様子に留意しながら薬草摘みをしていた。
 「…ょう…ししょう〜!」
 その声に玉鼎が振り向くと…
 そこには、摘んだ薬草が籠からこぼれないように注意しながら駆けて来る楊ゼンの姿が在った…
                        ―続く―
 ―あとがき―
 前回といい今回といい、遅くなった上に短いです…申し訳ありません…<(_ _)>
 お久しぶりです、道行マリル様、随分遅れましたが、取り敢えず、第三話をお贈りしたく思いますm(_ _)m
 今回、短いのは一応わけがあります…といっても…前回と同じなんですけれど…(…そしてこのパターンは次回にも続きます…ゥゥー…)
 そしてそれが終わったらいよいよこの話は本筋に入ります…
 …なんとか今年中に本筋へと突入できる様にしたく思います…
                    ―それではまた―RIN―