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 ―「アレンくんか… 何だい?」―
 問われた言葉に僕はホッとした。
 …だってコムイさんが暴れたりしなかったから…

 …そして僕は気を取り直して本題に入る事にした。


 
―懊悩の末の『決意』―
            ―4―
  


 「…リナリーのお見舞いと…それと…」
 僕は言い淀む…
 「…リナリー…まだ目を覚まさないんですね…」
 言い淀んで…視線を彷徨わせた僕は…リナリーを見てそう言う…

 …気になっていたことでもあったから…と…そう思って…

 ―するとコムイさんは…
 ―「長い夢でも見てるんだろう…」―
 そう言って…そして『心配いらないよ』と笑みを浮かべて続ける…
 そのコムイさんの言葉を受けて、ブックマンの事とか話しつつも…僕は…頭の中では…全然違う事を考えていた… 

                                       ―続く―