「カカシくん!カカシくん!聞いて聞いて!あのね!僕、結婚するんだ!」
…突然目の前に現れた師が、そう言って満面の笑みを浮かべた…
…その数ヶ月後…
…またも満面の笑みで師は言った…
「ああ!そうそう聞いてよカカシくん!僕ね!もうすぐお父さんになるんだよ〜vv」
…思えば…この時から…
―…オレは…ズット…
虎の穴―12―
「…紅先生…『いつき』のこと…知ってるの?」
…うずまきが…気のせいか?一瞬微かに目を見開いた様だったが…
「…あ…いや…知ってるって言える程じゃあ無い…ただ以前…ヒナタの母親がな…その名を出したから…『日向』と関わりのある様な家なら『何か』あるのかもしれないと思っただけだ…」
…その場の空気が…何か妙に重苦しい様に感じ…追い立てられる様に紅は、その時の事を話す…
「ヒナタの?…ああ…そうか…いいえ紅先生…俺の戸籍が細工されたのは…『いつき』の家とは関係ありません…少なくとも直接は…」
…紅の話に…『何か』に気が付いた様にナルトは頷くと、さっきまでの重苦しさは消え…
…そしてナルトは紅の疑問を否定した…
―続く―
―あとがき―
こんにちは、お久し振りです、RINですm(_ _)m
色々あってご無沙汰してしまいまして皆様申し訳ありませんでした<(_ _)>
浜口篤子様、お久し振りですm(_ _)m
少し遅くなってしまった上に、今回少し短めなのですが、取り敢えず『虎の穴』の第12話書き上がりましたので、UPさせて頂こうと思います。
…次回はナルトの戸籍の状態について某上忍が説明します。
…と言っても、この説明には、それほど話数を割かないつもりです…
…そうじゃないといつまで経っても話が進んでくれないので…(T_T)
…全部…自分が悪いんですけどね…ハイ…
…そしてこのエピソードが終わったら…(…多分…後2〜4話くらいだと思います…)
…次はいよいよ下忍編に突入することになると思います。
―それではまたの機会に―RIN―
―現在メールが書ける状況で無い為、未だメールでの発送は控えさせて頂いております<(_ _)>