…な…なんだって…

 …ナルトと血がつながってる…

 …誰が?

 …あいつらが?

 …ねえ…ナルト…冗談でしょ?


 
虎の穴―16―


 「…じゃあ…うずまき…それじゃあ『日向』は…」
 …あの時…ヒナタの母が言っていたのは…
 …紅はうずまきの言葉から、あることを察し問いかける…

 「…ああ…勿論『日向』もだ…」
 俺は紅先生の言葉に頷いてそう答え…
 「…と言うか…やっぱり『日向』が一番近いんじゃなかったか?…確か…」
 …アスマが俺の言葉に付け足すようにそう言う…
 「…ああ…確か…その筈だ…それに…紅先生…『日向宗家が気にしていた』と言いましたよね」
 「…ええ」
 「…それは…日向が…ヒアシ殿が『いつき』に負い目を感じているという意味だと思います…」

 …そう言った時…ナルトの目が…微かに戸惑いに揺れた…

                                   ―続く―
 ―あとがき―
 お久しぶりです、RINです<(_ _)>

 今回また少し短いです。申し訳ありません、浜口篤子様<(_ _)>
 …今回もまた、長くなりそうだったので、話を途中で切りました…
 …ただ…今回は次の更新はちょっと未定です…
 …申し訳ありません…
 …それにしても…うう…話の内容が少しずつ…ずれてしまっております…
 …上忍編…終わりがまた延びる…うう…
 
 …えーと…では次回は…
 …紅の疑問が解消されます…

                        ―それではまたの機会に―RIN―