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 …ナルトが出ていったあと…

 「…カカシ…ガイは受付所だよ!早く行きな!」
 …拗ねたような…恨みがましそうな…そんな様子のカカシを、綱手はそう言って執務室から追い出すと…
 「…まったく…いい大人が…辛気くさい顔してんじゃないよ…」
 …呆れたように、大きく溜め息を吐いて、そうぼやいて…
 …そして…もう一度小さく息を吐いて…
 「…それじゃあ!アスマ!シズネ!あとは任せたよっ!」
 …そう言った。


 
虎の穴―20― 


 「…それじゃあ!アスマ!シズネ!あとは任せたよっ!」
 
 「…じゃあ紅!30分後にアカデミー前に集合でいいか?」
 …綱手のその言葉に…アスマとシズネは頷き…そしてアスマは紅を振り返り、そう言った…
 「…えっええ…でも…この場合カカシの班はどうなるの?…その…春野サクラは…それに…」
 …紅は頷きながらも…カカシ班の事を口にした…
 …カカシに任務があると言うことは…そして先程『ツイナ』が任務に向かったと言うことは…(…尤も…『うずまきナルト』に関しては…『うちはサスケ』の一件以来絶対安静の状態で入院中なのだから…少なくとも表向きは…)カカシ班は春野サクラ一人と言うことになる…
 …その事を紅は気にして…正確には…恐らくはヒナタが気にするであろうことだから…そう聞いた…
 …その紅の言葉に…アスマより早くイルカが反応し…
 「あっ!そうです!アスマ上忍!サクラはどうなるんですか!?それにナルトはっ!?大体あいつは入院中の筈ですよねっ!?…でもナルトはホントは強くて暗部でってことは…じゃあ…『サスケの任務』!あれはっ…」
 …凄まじい勢いでアスマに詰め寄って問い質し始めた…
 
                                  ―続く―
 ―あとがき―
 お久し振りです、RINです。
 遅くなってしまい申し訳ありませんでした<(_ _)>

 そして、浜口篤子様、本当に長々とお待たせしてしまいました。
 申し訳ありませんでした<(_ _)>
 …前回…次回予告で今回から『下忍編』と書きましたが…序章とも言うべき導入部が長くなってしまったので…どちらかというと『幕間』という感じになってしまいました…
 …申し訳ありません…
 …『イルカ先生の書きたいエピソード』が予定より長くなってしまったので、話を分割します…済みません…
 …『下忍編』は…22話か23話…本格的には24話以降になると思います…
 …本当に長引いてしまい申し訳ありません…
 
 …それでは次回ですが…多分なんとか7月中にはUP出来ると思います…<(_ _)>
 …そして内容に関しましては…ナルトがサスケを連れ戻せなかった…その本当の理由について説明されます…

                             ―それではまたの機会に―RIN―