…亀裂が奔り…
 …『部屋』が崩れる…

 …何が起こったのか…まるで解らなかった…

 …最後に見たのは…宙に浮く…可愛らしくラッピングされたたくさんの箱と…一つだけ破けて穴が開いた『それ』…

 …そして…僕は暗い闇の中を落ち…

 …気が付いたら…何故かミランダさんの部屋にいた…


 
―『孤独の恐怖』と『希望の光』―
                 ―序―
 


 ―「ここは…?ミランダさんのアパート…」―
 …何故かは解らない…
 ―「どうして…」―
 …でも…気が付いたら『この部屋』にいた…
 ―「さっきまでいたあの場所はどこだったんだ…」―
 …訳が分からない…
 ―…あれもロードの力なのか…………?…―
 …いったい…ノアの一族って…

 ―…「僕達こそ神に選ばれた本当の使徒…」…―

 …『何者』なんだ…?…

 ―そう考えていると…リナリーの悲鳴のような声が聞こえた…

                                            ―続く―