…コムイさんの『言葉』で…ちょっとだけ『僕』は『心』が軽くなっていた…
…でも…
…リナリーと二人で向かった任務地…
…そこで再び…『僕』は『僕』の『心』の『闇』と対峙することになるのだけれども…
―…『光』と『闇』の『狭間』で…―
―序―
―『巻き戻しの街』と呼ばれる街で出会った女性…ミランダさん…
…どうやら今回の奇怪現象を起こしているのは、このミランダさんの『時計』らしい…
…『時計』はミランダさんの『願い』に『反応』した可能性が高く…
…ミランダさんのネガティブな『心』が前向きになれば『奇怪』が収まるんじゃないかと考えた僕らはミランダさんの仕事探しを始めた…
…そして…
…三日目…
…六件目の仕事先で事件は起こった…
―油断…したっ!…
…ミランダさんから『売上金』を取ったというスリはアクマだった…
…罠だった…
…正直…アクマがこんな作戦を使うなんて思っていなかった…
―アクマの能力によって作られたマイナス100℃の空間…
…どうしても動きが鈍る…
…そしてアクマの…
―「お前らが守ってたメス頂いた」―
…あの『言葉』が…
…ミランダさんの安否が気になる…
…それでもいまは戦いに集中しないと…そう思い…戦う…
…けれどアクマはこの前より連携した攻撃をしてきて…
…気が付いたら僕は『壁』に『杭』でイノセンスを縫いつけられていた…
―続く―